Psygram「サイグラム」とは・・・・?

 サイグラム( Psygram )とは、個人が生得的に内包しているだろうと思われる『質性』(気質・性質・資質・体質の4つで、一般的に本質と呼ばれるもの)の特徴と傾向性を、4.000を超す調査事例から分析し、その統計データを体系的にまとめ、実践的に活用できるようにした、いわば“固有因子統計分析学”といえるものです。

 “サイグラム”という名称は、サイコロジー( Psychology )「心理学」とダイアグラム( Diagram )「図式」という二つの単語を重ね合わせた合成語(造語)であり、『個人の心理的図式』(個性)という意味を持っています。この命名は、創案者である私(吉井伯榮)がしたものです。

 サイグラムの考え方のベースになっているのは、「能力心理学」と「分析心理学」の二つの心理学説です。特に、能力心理学中興の祖であるドイツの哲学・心理学者ニコラウス・テーテンス(1736~1807)が提唱した“人の心理の三分法”=「人の精神構造は、知・情・意の3つの要因から成り立っている」という考え方と分析心理学を創始したスイスの心理学者カール・G・ユング(1875~1961)が提唱した「人は、外向的な面と内向的な面のいずれかの要因を持っている」という考え方を基本にして理論を体系化しています。

 サイグラムでは、能力心理学説でいうところの「知・情・意」という3つの要因は、人の意思決定に関係すると仮定し、人の意志決定の傾向性をF(フィーリング・グループ)・A(アクティブ・グループ)・M(マインド・グループ)という基本的な3つのグループに、また、分析心理学でいうところの「外向的・内向的」という2つの要因は、人の環境・対人対応に関係すると仮定し、人の環境・対人対応の傾向性を(楽観派)・(慎重派)という2つの派に分けられるとの仮説を立てています。

 サイグラムでは、当初質問紙法(60の質問からなるメンタルテスト)によって、個人の意思決定と環境・対人対応の特徴・傾向性を特定するという手法をとっていましたが、“自己申告による質問への回答は、その時の心理状態が大きく影響し、正確なデータが出にくい”という結論に達したため、バイオリズム理論などに用いられている計算方法(個人の生得情報のキーワードとなる「生年月日」を計算軸にする)と同じ手法で、個人の生得的質性の特徴・傾向性を統計的に特定化することにしました。この過程で、基本とした二つの学説に加え、師である山口荘令先生(人の性格研究で著名な増永篤彦先生の高弟)の指導のもと、増永流理論構築手法を参考にし、最終的にサイグラムの基本的な考え方を完成しています。

 サイグラムを単なる類型学としてではなく、日頃から活用できるコミュニケーション・ツールとしての役割を持たせるため、統計データ分析の中で新たに発見した法則性を理論に加え、「分かりやすい、覚えやすい、使いやすい」という3つをコンセプトにし、実践で活用できるコミュニケーション・ツールに進化させました。これにより、今まで定義があいまいだった個人の質性傾向(特に「意志決定の傾向」「環境・対人の対応傾向」)に一つの「仮説」としての考え方を打ち出しました。

 その後、サイグラムの講座を受講した約10.000人の人に「日頃活用できるコミュニケーション・ツールとして有効か?」という質問を行った際、約78%の人が「極めて有効」と回答し、約16%の人が「かなり有効」と回答し、約5%の人が「まぁまぁ有効」と回答したことは、統計学的にもその有効性が証明された結果となりました。(ちなみに、統計の科学的な裏付けは2.000例以上とされています)

 サイグラムは、その実践的な内容と情報の質の高さから、多くの経営者や管理者、ビジネスマンの間で「コミュニケーションにおける指針理論」として広く使われており、最近、サイグラムを活用する層は、ビジネス分野だけではなく、教育関係者、医療関係者、主婦(子育て)等、多岐にわたっています。これまで、ビジネスの現場においては、販売や顧客対応などの営業部門、適性配置や採用などの人事部門、開発や宣伝広告などの企画部門における一部に、サイグラムが活用されていて、複数の分野で業界売上No1を輩出するなど、数多くの成功事例を生み出しています。

 また、最近では、教育界における子ども教育指導指針のツール(ちなみに私は大学でゼミ生の教育や就職指導の際にサイグラムを活用していますが、指導の仕方、授業の進め方の支持率は約100%で、就職内定者率も毎年90%を超える数字を上げています)として、医学界におけるインフォームドコンセントのツールとして、スタッフ育成のツールとしての活用事例も増えてきています。また最近は、専門性が高いカウンセリング、コーチング、コンサルティングなどにおいてもサイグラムの有効性が確認され、多くの方々から高い評価を受けています。

 さらに今年になって、コミュニケーション能力の開発や向上における「自己理解」「他者理解」に関して、サイグラムが極めて有効であることを再発見し、コミュニケーションおける明確なポジショニングと役割を確認しました。


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